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長さ95m長大木造平屋建ての瓦ぶきで、京阪神地域の古い町並みでよく見られた風通し窓が並んでいます。
壁が黒くなっているのは、実は菌が付着しているからです。諸味(もろみ)がなくなればたちどころに消滅するため、壁が黒いのは醸造家の繁栄の証しと言われています。
30石(5.4kL)の木桶を487本保有しており(2006年4月現在)、年間を通じて天然諸味(もろみ)を安定供給することができます。人為的な温度調整や微生物の添加は一切行わず、天然醸造蔵に住み着いた微生物により、約1年間発酵・熟成させ、味わい深い天然諸味(もろみ)を生産しています。
天然醸造蔵の柱や梁(はり)にこびりついた諸味は、創業以来定期的に行い続けてきたかくはん作業を物語っています。
発酵に適した“よい菌”だけが残り、見事な紋様を描いています。